アイワナビーユアドッグ

夢は既に終わったものもあるけどね

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いまさら昨日の伝記を読みましたが、しょうじき自分は心が弱い人間ですと書かれていて、やっぱりそうだよねと思う気持ちと、いままでも自分はネガティヴであるとか言っていたことは何度かあったにしても、こんなにもはっきりと書くようになったのだな、、と少しびっくりする気持ちがあった。
涼はよく天真爛漫と言われているけれど、自分の眼にはずっとどちらかというと繊細で傷つきやすい人間と映っていたし、太陽というよりは圧倒的に月というか、表面上明るく社交的だからこそ核のところではほんとうに信頼をおいた人間しか寄せつけない孤高さを強く感じていた。うかつにはネタにできない不可侵領域感があって、それはしょうじき、ほかの4人にすらも以前は発揮されていたと思う。
そしてみる者によって万華鏡のように姿を変える子であった。それはもちろん無意識のうちに相手の望む姿であってあげたいというサーヴィス精神から生まれるものだけど、同時に自分に自信がないゆえに他人の評価を気にしているからとも言うことができる。だからこそ涼のことをなにもできないみたいな扱いをする人間を強く強く憎んでいるし、ものすごく不謹慎な言い方ではあるけれど、もし将来デビューすることがあったとしてその数年後にじつは適応障害パニック障害だったと告白されたとしても、なんら驚かないだろうなと思っていたし、むしろそうなるんじゃないかと少し不安ですらあった。
ほかに寄り道することはあれど、やっぱり涼のことをいちばんに置いていたいなとあらためて思った。あたしにとって涼は永遠にスターだし、いまだに"涼さま"であるとおもうから。なかなか手紙も出せなくなってしまったから、一方的にでもそれを伝える手段があんまりなくなってしまったことが歯がゆいけれども。