アイワナビーユアドッグ

夢は既に終わったものもあるけどね

↓web拍手 なにかありましたらお気軽にどうぞ☆



*

またアイドルとはなにかについて考えてる。
ジャニィズ的近代もしくはそれ以前において、アイドルとは若者のための存在であったはずだ。それはファンだけではなく、アイドル本人たちにとっても。つまりアイドルとは大人になったら卒業する、通過儀礼としての存在であった。しかしジャニィズ的現代に入り、アイドルとは半永久的に続く概念に変わった。歳をとることや結婚すること、ひいては子供をもうけることすらもアイドルを卒業させるものではなくなった。それは、幸せなことであると同じくらい不幸なことかもしれない、とおもう。
アイドルをアイドルたらしめるのは、本人とファン双方のアイドルたらんとする意志だけれど、もしもその片方がなくなってしまったときに、そこに残るものっていったいなんなのだろう?